コラム

Web制作(ホームページ制作)会社の選び方

どんなWeb制作(ホームページ制作)会社を選べばよいか、詳しい知識もないので心配!という方も多いと思います。
15年にわたり制作に携わってきた経験を踏まえ、Web制作会社の選び方のポイントをお伝えします。これから発注しようとお考えの方の、ご参考になれば幸いです。

さて、Web制作会社といっても、法人格から個人事業(SOHO/フリーランス)まで形態はさまざまです。株式会社だから実力があり信頼できて、個人事業だから質が低くて信頼できないということも全くありません。実際にいろんな会社やフリーランスの方と仕事をしましたが、そうでした。

01. 制作料金を見る

Web制作というのは基本的に完全オーダーメイドですので、ある程度の相場はあっても基準といえるものはありません。例えるなら一軒家を建てるのに近いでしょうか。面積、間取り、内装、外装など金額が上下する要素はいくらでもあります。面積が同じでも、どんな風にしたいかで金額は全く違うものになります。
しかし、10ページ10万円!などというような、料金があまりに低いところは避けるべきでしょう。ホームページ制作は本来、専門的な知識と相応の手間、コストがかかるものです。格安を謳うところは、他の顧客と画一的なものを作っていたり、最低限の手間だけで雑なものが制作されていたり、趣味の延長での小遣い稼ぎだったりすることがほとんどです。
また、初期費用0円!や初期費用5万円+月額○円というようなサービスはランニングで回収する仕組みで、トラブルの元といえます。目先の一時的な制作費にとらわれて、格安業者に依頼するのは本当におすすめできません。

02. 制作実績を見る

制作会社として仕事を受注しているからには、必ず制作実績があるはずです。どのような品質か、しっかりと見極める必要があります。しかし、ただなんとなく眺めればよいわけではありません。
なかなか難しいことだとは思いますが、次の3点がチェックポイントになるでしょう。

  1. 直感的にみて良いデザインをしているか
  2. ご自身の会社のイメージに近い実績があるか
  3. 同じようなサイトばかり制作していないか

直感的にみて良いデザインをしているか

デザインは信頼できるかどうかの判断材料になったり、良い印象を与えたりと大切な役割を担っています。有名な企業や商品でもない限り、印象で会社や商品が選ばれてしまうことも多々あります。
想像してみてください。例えばオンラインショッピングをするとき、ゴチャゴチャしたデザインだったり、どこに何が掲載されているか分からなかったりしたら信頼できるでしょうか。そのようなところでクレジットカード情報を入力する気持ちになれるでしょうか。
レストランや病院、物販などBtoC(対一般ユーザー向け)の場合は、BtoB(対企業向け)に比べてさらに重要性が高いといえるでしょう。

ご自身の会社のイメージに近い実績があるか

なぜ、ご自身の会社のイメージに近い実績があるかどうかを見るかというと、どこの制作会社もデザインの方向性(テイスト)に得意不得意があるからです。中には幅広く対応されているところも存在しますが、例えばナチュラル系のデザインを得意とする会社に、証券会社のような堅い雰囲気をお願いしたらイマイチだった、ということが起こりうるわけです。

同じようなサイトばかり制作してしていないか

色や写真が違ったりするので一見同じように見えないこともありますが、同じようなサイトばかり制作しているところは要注意です。一社一社実現したいことは違うはずなのに、同じ型にはめて画一的に作っているからです。細かい要望に応えてくれない可能性が非常に高く、他社のホームページとほとんど同じようなものができあがる危険があります。

実績はホームページに掲載されていることが多いですので、確認してみてください。ただし、クライアントとの契約により案件によっては公に出せない場合があります。クライアントが大手代理店であるほどこの傾向が強く、代理店に選ばれる実力のある制作会社でも一見実績が少ない場合もあります。
ですので、詳しく載っていない場合は、制作会社のホームページのお問い合わせフォームなどで「実績を見せてほしい」と連絡されることをおすすめします。

03. 折り返しの対応を見る

上で「お問い合わせフォームから連絡する」と書きましたが、なぜ電話ではなくお問い合わせフォームから連絡することをおすすめするかというと、理由は2つです。

  1. メールのやりとりを通して、内容や丁寧さを確認する
  2. 実績はメール送付の場合が多いので、結局は電話口でメールアドレスを伝えることになる

特に 1.が重要です。制作会社の場合、制作進行中のやり取りの多くがメールになります。これまでの経験では、レスポンスが悪かったりメールの内容がいい加減な場合、比例するように制作の質もよくないことが多かったです。会社の思想や人となりが、こういうところにも滲み出てくるということでしょうか。
ただ、これは同時に逆の立場にも言えることです。制作会社を「外注」や「業者」というような意識で向き合えば、以心伝心、うまくいかないのは明白です。制作会社とて人間ですので、志気は下がり、敬遠されます。Webサイト(ホームページ)にしても印刷物にしても、お互いが協力しあって作り上げるものです。「パートナー」として見る意識こそが、成功への近道といっても過言ではありません。

以上、この他にもHTMLコードが標準規格に添って書かれているか、などある程度の知識があればチェックしておきたい点がありますが、ここでは割愛します。

最後になりましたが、ここでお伝えしたいのは、大切なご予算を無駄にしてほしくないということです。
きちんとしたものを作らないと、意味がないのです。

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